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【コミュニケーション術】自分をアピールするための交渉術と技術


【コミュニケーション術】自分をアピールするための交渉術と技術

 

自分をアピールするためにどのように交渉すればよいか分からずお困りの方はいませんか?

 

自分の価値や意見を相手に伝えるためには、交渉術と技術が必要です。

 

良好な人間関係を作りお互いが納得できる結論を持てることで、思い通りに自分をアピールできます。

 

本記事は、コミュニケーション術自分をアピールするための交渉術と技術についてご紹介します。

 

 

1 交渉前に準備すること


 

交渉術は自分の主張を一方的に押し通すためのものではありません。

 

相手の気持ちも把握しながらこちらの主張を伝え、互いに合意に至るためのものです。

 

事前にしっかりと準備することで交渉が成功し自分をアピールできます。

 

 

準備することは、以下のようなことがあります。

 

   自分の目的や目標を明確にする→交渉の方向性や基準を決めるために必要

 

ex.プロジェクトリーダーなら→目的:プロジェクトの成功 目標:期限、予算、品質、効果など 具体的で達成可能な数値・基準の設定

 

 

   相手の立場や状況を把握する→交渉の相手に対する理解や信頼を深めるために必要

 

ex.相手はどんな人物か?どんな役割や責任を持っている?どんな問題や困難に直面している?どんな希望や期待を持っている?など

 

 

情報を事前に調べたり聞いたりすることで、相手のニーズや感情に寄り添うことができる

 

 

    提案や根拠を用意する→交渉の内容・結果を説得力や信頼性を持って伝えるために必要

 

ex.メリット、明確な方法、提案に対する質問の答えを準備

 

 

2 交渉中に気をつけること


 

交渉は勝ち負けではありません。

 

勝負ごととして捉えていると意識や態度が相手に伝わります。

 

自分の意見を押し付ける・無理やり押し切るといった交渉は成功しません。

 

お互いが納得できる結論を持てることで、思い通りに自分をアピールできます。

 

 

交渉中は以下のことに気をつけます。

 

   自分の意見を分かりやすく筋道立てて話す

 

ex. 結論→根拠→具体例という順番で話す(相手が結論から理解しやすい)

 

ex. 具体例→根拠→結論という順番で話す(相手が具体例から興味を持ちやすくなる)

 

話す内容や目的に応じて最適な話し方を選ぶ

 

 

   感情的にならない

 

 

   相手の感情や状況に配慮する

 

ex.相手の反応( 声のトーン、表情、身振り手振りなど)→不安、不満を感じていないか、納得・同意しているか

 

 

   互いが求めていることを洗い出し整理する

 

ex. 仕事量・報酬・期限・品質・評価などにズレがないかを明確にする

 

 

   適切に質問しながら、相手の状況や意図を理解する

 

ex. Yes/No以外の答えが返ってくる質問→何がわかっていて、他にどんな情報が必要か?

 

 

交渉は自分の意見を伝えるだけではなく、相手の意見を聞くことも重要

 

3 交渉後にフォローすること


 

交渉の相手との関係性を良好に保つことで信頼を得ることができます。

 

交渉は信頼関係を築くことで成り立ちます。

 

 

交渉が終わったら以下のようなことを行います。

 

   交渉の結果や内容を確認する

 

ex.交渉中に話したこと・合意したことをメモやメールなどで整理し相手と共有する→認識のズレや勘違いを防げる

 

ex.合意した内容の必要なスケジュールや責任者などを明記する→実行力を高められる

 

 

   相手に感謝や評価を伝える

 

ex.相手が自分の提案に応じてくれた・要求を受け入れてくれた場合→感謝の気持ちを伝える

 

ex. 相手が自分の意見に反対した・異論を唱えた場合→考え方や提案内容を改善するきっかけになった場合は評価の気持ちを伝える

 

 

 【コミュニケーション術】自分をアピールするための人間関係の基本についてはコチラから

 

 

まとめ


 

本記事は、コミュニケーション術自分をアピールするための交渉術と技術についてお伝えしました。

 

相手への敬意と正直にごまかさない真摯な態度が信頼を生みますね。

 

 

地味なことの継続が信頼への道につながっていきますよ。